湯どうふ

成分献血のすすめ

かれこれ2年間ほど、たまに献血に行っている。延べ24回になる。

3回目までは、全血という、400mlの献血だった。全血は赤血球もとる。赤血球は回復に時間がかかる。なので、全血をすると、ドナーの健康を考慮して、次の献血ができるようになるまでに3-4ヶ月かかる。

実は、血液製剤として需要があるのは、血小板らしい。傷ができて出血したときに、出血を止めてくれるあれである。血小板はおそらく大手術のときに使われるのだろう。

今日は、医学の進歩ならびに、高齢化社会のために、大手術の件数も多いのだろう。血小板の血液製剤が必要とされるわけである。

献血には、血小板のみを取り出す、血小板成分献血というものがある。私がこれまで20回近くしてきたのはこれである。4回目の献血から、血小板成分献血をしませんかと言われるようになり、以降はずっとこれである。たまに、血漿成分献血のときがあるが、どんな基準なのかはよくわからない。

血小板成分献血のよいところは、

  1. ドナーの体への負担が小さい
  2. 年間の献血回数を増やすことができる
  3. 一回あたりの献血量を増やすことができる

まず、赤血球と比べて、血小板の回復は早い。なので、血小板成分献血の場合は、2週間のインターバルで献血をすることができる。

これは、血液製剤が不足するときに、緊急に献血に応じることができるのでいいことである。季節などの理由で、献血量が不足する時期がある。そんなときは、献血を継続的に行っている人に対して、献血の協力要請が日本赤十字社から直接、電話などでくる。なので、献血の需給に弾力的に対応できる意味で、成分献血は有利である。

あとは、成分献血は体重によって、献血量が決まるらしい。もちろん、多く取られたくない人は多く取らなくてもいいと思う。体重が大きい人は、献血による体への影響が小さいと考えられているため、70kg以上である私は、600mlの献血を毎回している。

献血量が多いことはいいことらしい。というのも、大手術などで多量の血液製剤を使用する場合、ある一人のドナー由来の血液製剤で、手術をすることができるからである。複数人からの血液製剤を一回の手術で使うことは患者さんにとって良くないらしい。なので、多めの献血に毎回協力している。体重が大きいことに、意味があるのだとすれば、少しうれしい。

ただし、成分献血は都市部の献血センターでしかできない。これは特殊な機械を使うからである。なので、日常的に、あるいは、緊急の献血呼び出しに対応できるのは、都市部に在住または勤務していて時間のある人のみである。

私は、成分献血は都市住民だからこそ果たせる役割だと思っている。