湯どうふ

献血のすすめ

献血は手軽なボランティアである。

献血ははじめての人にとってはとてもハードルが高いと思う。まず、自分の血を抜くということ自体が、非日常的である。若干意味がわからないという気持ちもよくわかる。それが人間である。でも、自分の血を他の人のために使うことができるということも、人間ならではである。

献血した血は、血液製剤というものになる。献血というと、まず思い出すのが、輸血だと思う。でも、普通はある人からある人へと直接輸血することはなくて、一旦日本赤十字社血液製剤という形にしてから、他の人のために使う。

この血液製剤というのは、保管できる期間がとても短い。普通の薬であれば、処方されてから時間が経っても飲むことができるが、血液製剤はそうはいかない。なので、コンスタントに血液製剤を用意しておく必要があって、定期的な献血が必要なのである。

現代の技術では、人工的に血液製剤をつくることはできない。なので、昔ながらの献血が必要なのである。

実は献血は誰でもできるわけではない。それでも、多くの人はできるのだけれど。例えば、体重の軽い人や、大きな病気をしたことがある人、輸血の経験がある人は、献血をすることができない場合がある。

なので、献血ができる人というのは、必ずしも当たり前ではないのである。もし、献血ができる人で、献血をしてみようと少しでも思ったならば、それはありがたいご縁である。

400ml献血という一般的なものであれば、20分程で終わる。そんなたいした時間でもないので、ぜひ献血に行ってもらえれば幸いである。