湯どうふ

『パリの恋人』

年末年始に午前10時の映画祭で上映していた。でも、それでは見れなかったので、アマゾンでレンタルした。

 

パリの恋人 (字幕版)

パリの恋人 (字幕版)

 

オードリー・ヘプバーンフレッド・アステア、ケイ・トンプスンの歌とダンスが見事である。特に、アステアのダンスを見るのは初めてだったが、エレガントである。ジョー(ヘップバーン)のホテルの前での、アステアによるダンスはプロのそれである。

ケイ・トンプスンもとてもいいポジションである。ささいなことだが、日本の女優の高畑淳子にすごく似ているなとずっと思いながら見ていた。よく、脇役として場を引き立てる役を演じている印象が強い。演じているキャラクターも、見た目もよく似ていると思う。

当時の(今もかもしれない)アメリカでは、パリは一種の憧れだったように見えた。そして、パリこそが世界の都であった。

60年前のアメリカにおいて、インテリに向けられたステレオタイプとは難しい単語をペラペラ話す人らしい。この点は、今も変わらない。

 飛行機による海外旅行がそれほど一般的ではなかった時代に、雑誌の写真を撮るためにアメリカからわざわざパリに飛行機で行くというのが、撮影当時は特別だったんだろう。パリにロケに行くというのが、うれしかったんだろうが、皆々がパリで歌い、踊りまくっている。