湯どうふ

『後世への最大遺物』

 

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

 

内村鑑三によるにおける講演を記録したものである。ところどころ笑いを取っている点が印象に残る。

私たちはその生涯をかけて、私たちの生涯そのものを後世に遺すことができる。これが内村の主張であると思う。生まれながれにして良い環境に見をおいているならば、具体的な事業を遺すことは容易い。自らが良い能力を持ちあわせて生まれた場合も、事業を残すことは容易い。環境も能力も持ち合わせていない場合、事業を遺すことは難しいかもしれない。しかし、その困難にうちかつことで、自らの生涯を遺すことができるという主張であると理解した。