湯どうふ

大学生の確定申告

年度末といえば確定申告である。

大学生の中にはアルバイトをしている人もいるだろう。もし年間の給与所得が103万円以下である場合、還付申告の対象となる。還付申告は住んでいるところを管轄する税務署でできる。管轄する税務署は調べればすぐにわかる。アルバイトをしていると源泉徴収書をもらうことになるが、これと身分証明書をもっていけば、あとは税務署の人が還付申告のやり方を教えてくれる。小一時間で終わることが大半だと思う。

税務署と聞くと、なんだか怖そうなイメージを持つ人もいるかもしれない。おそらくテレビや漫画の影響だろうが、多くの人にとっては、全然怖くない。むしろかなり優しい。

あと大学生に関連するのは、国民年金についてである。多くの大学生は、国民年金の支払い猶予をしていることだろう。私たちは20歳になると国民年金を払わなければならない。しかし、大学生はお金がないので、特別に国民年金の支払いを猶予してもらえる。注意したいのは、免除されているわけではないということである。就職してから、あとあと支払わなければならない。

国民年金の支払い猶予をしている学生がいる一方で、扶養者に払ってもらっている人もいるだろう。扶養者が被扶養者の国民年金をかわりに支払う場合、支払った分だけ扶養者の所得が控除される。つまり、扶養者が支払う所得税が小さくなることになる。被扶養者が扶養を外れてから、扶養されていた間支払ってもらっていた国民年金保険料を扶養者にあとあとで支払ったとすると、家計全体が支払う所得税は小さくなる。

日本は効率よく徴税するために、源泉徴収制度が発達してきた。ただ、国民一人一人が納税している実感を得にくいのも一つの側面である。今後、貯蓄から投資への流れが強まると、勤め人も確定申告あるいは税制について理解しなければならなくなる。