湯どうふ

学生のときに税を学ぶ必要性

自分の身の回りの税制は学んだほうがよい。できれば、大学生のころから学ぶとよい。というのも、多くの人は給与所得者になるので、日本においては自分の身の回りの税金について考えないまま、数十年をすごすかもしれないからである。そういう人にとっては、自分の税金を考える最初で最後のチャンスは大学生の間なのである。

具体的には、所得税の還付である。多くの大学生はアルバイトをして給与所得を得るが、大稼ぎする人はごく少数であり、たいていの人は還付の対象となる。還付それ自体が自分の財産を考えるうえで必要な行為であるが、何よりも、税の手続きを自らするという経験はかけがえのないものである。

税務署の人にいわれるままでも、還付はできる。でも、できれば、税制を自分でちゃんと理解したうえで、還付手続きをするほうが、知的好奇心の観点でもとても面白い体験ができる。若い時に税についてわかっていれば、のちのち給与所得者が直面する税に関する問題への理解も容易になる(例えば、iDeCoやNISAなど)。