サイゴン中央郵便局



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サイゴン中央郵便局で日本宛のエアーメールを送りました。場所は人民会堂のすぐ近くです。ドンコイ通り周辺で宿泊している人であれば、散歩がてら気軽に訪れることができます。隣には教会があるので、まとめて観光できます。郵便局は有名な観光地ということもあり、たくさんの観光客がいます。印象としては欧米系の観光客が多く見受けられました。欧米系の旅行者はポストカードを旅先でよく送るという話は聞いていたので、その通りな感じでした。

私はベトナム語が話せないので、適当に英語で切手を買いました。(たぶん伝わってないけど)郵便局の正面玄関から入って右手に切手の販売所があります。そこで、「ポストカードを何枚送りたい」という内容が伝われば十分です。切手の額面は10500ドンです。日本円にして、だいたい55円くらいでしょうか。糊は日本の郵便局にもおいてある、ぬれたスポンジみたいのが使えます。ただし、ボールペンが見当たりませんでした。仕方がないので、郵便局の近くのファミリーマートで4000ドンくらいのボールペンを買いました。ところが、これが失敗でした。というのも、書き心地とインクの定着がとても悪かったからです。まるで、鉄筆で石板に書いているようにぎこきなく、インクが全然乾かないので、文面が滲みに滲みました。日本の文房具は質が高いとは、聞いていましたが、ここまでとは知りませんでした。

郵便局の中央で絵はがきや切手が売っています。絵はがきは10枚くらいのセットで15000~20000ドンくらいで買えます。また、日本の官製葉書を一回り大きくしたような絵はがきがバラでたくさん売られていました。(5000ドンくらい) 余った絵はがきは日本で使おうと思っていたので、規格外の大きさの絵はがきを買う勇気はありませんでした。国内だと定形外になるのか気になります。店の従業員はしゃがんでスマホをさわっていたり、化粧をしていたりしていたので、声をかけにくかったのですが、買いたいアピールをすることで、向こうも気づいてくれて、購入ができました。

絵はがき売り場から、さらに奥に進むと、手紙を書いたりする椅子と机があります。私が行ったときは午前中ということもあり、人混みも少なく、落ち着いて過ごすことができました。ホーチミン市民の日常空間でボーッとすると不思議な感覚が得られるので、おすすめです。近くにとても分厚く、年期のかなり入った紙束を持つおじいさんがいました。私が机に向かって葉書を書き始めると、私の手元を覗き込んでいました。後から振りかえると、代書業の方だったのではないかなと思います。

切手売り場の向かって右側に目立たないようにポストがあります。国内用と国外用で別れているものだと思い込んでいたので、ずっと探しまくっていたのですが、欧米系の旅行者がそこに投函していたので、投函しました。結果を言うと、無事に日本に配達されたのでここであっていたようです。

配達日数についてですが、10~14日ほどかかりました。ばらつきの理由はよくわかりませんが、もっと早く着く場合もあるようです。

上の写真にもあるように、「par avion」という赤い印と消印が押されます。英文でサイゴンと印字され、消印の日付が記されます。下の数字の意味はよくわかりません。

日本では、記念押印ばかりしていますが、初めて海外の局に行くと、実際に送ってみたいという気持ちになります。私は、たった数十円で日本中に「もの」を運んでくれる、というのが郵便の魅力だと思っています。それが国際郵便となると、55円ほどで自宅まで、郵便物がたどり着かせることができるというのは、高コスパな道楽だと思います。

日本では、郵電分離から数十年経っており、特に若い人たちは、郵便と電信電話の関係性すら思い付かない人が多いことでしょう。サイゴン中央局では、電話ボックスがたくさん並んでいました。今どき郵便局で電話する人などおらず、ただの飾りだろうと思っていましたが、実際に電話をしている人がいました。

ホーチミン市の滞在中、中央局以外の局に行くことはできませんでした。局巡りをされる方は実際に巡られているんだと思います。私の場合、中央局の情報を事前にたくさん収集できていたので、ここのみに行きました。また、ポストも街中で見かけることがありませんでした。気づかないだけだったのかもしれませんが。最後、帰国するにあたり、空港のセキュリティチェックを終えてすぐの目の前に、透明なプラスチックの箱に入ったポストがありました。旅なれた人であれば、ここで投函してもいいかもしれません。ただ、切手とかはどこで買うんだろう、どんな人がどんな目的で、わざわざここで投函するんだろうという疑問が残りました。